I 2004/05/01〜04 I

 待ちに待ったホルジンガー博士の初来日コンサート。 青陵の集中練習と日程が重なってしまい,すごいスケジュールのゴールデンウィークになってしまった。

1日
 前日から家族で箱根に来ていて,直接練習場へ向かう。 千石原を出て,御殿場ICから東名高速に。 「上りだから空いているだろう」と思ったが渋滞してた。 ラジオは「トラックが炎上したため」と平然と言っていたが,本当に黒焦げのトラックがあった。
 それでも時間通りに練習会場の東海大相模高校に到着。 ホルジンガー博士のリハーサル前最後の練習とあって,集中力も高くいい練習だった。

2日
 午前中は青陵の集中練習。
 昼食を食べながら車で移動して、午後はホルジンガー博士のリハ。 曲を流しながら練習して,所々で指示が出る。 歌って示してくれることも多かったが,指示は英語で普段以上の集中力を要求される。 気を抜くと練習番号すら聞き間違えそうな感じ。
 19時過ぎにリハが終わって、青陵に戻る。 21時過ぎに青陵が終わって,練習後は0時頃までガストで会議。

3日
 午前中は海老名市文化会館で青陵のホール練。予想通りに押した。 午前中にこなすはずのメニューを消化しきれず,しょうがなく午後に食い込む。 まあ,いつものことだから気にならないけど。

 15時頃に青陵を抜けて、グリーンホール相模大野へ。 今日はレコーディングを行う。 軽く要点だけ練習してから,通してレコーディング。 4曲だったけど,2時間くらいだったかな? 個人的には,昨日一日吹いていたことに加えて午前も吹いていたため,最初からいいテンションで臨めた。
 解散後、青陵の打楽器返却に立ち会う。 明日、本番なのに。 青陵の人に焼肉に誘われたけど,さすがに断りました。

4日
 いよいよ本番当日。 楽しみなんだけど,終わってしまうのが寂しい気がする。 この企画を聞いてから約2年経つけど,本当に楽しみにしてたからね。
 午前中はリハーサル。 共演の東海大相模のリハーサルを音出しから見させてもらったが、前日までとは明らかにテンションが違う。 短時間で効率的な基礎合奏といい、格の違いを見た気がする。 生徒のみなさんも礼儀正しく、親切だったし。
 FASのリハも1時間くらいで終わった。 ゴリゴリやるリハに慣れているので、やや物足りない。 まあ,これが普通なんだろうけどね。 青陵がやり過ぎなんでしょう。

 12時過ぎに外に出たら、13時開場なのにすでにホール前に行列が。

注目の高さを実感して、一気にテンションが上がる。

 昼食を食べたりドピーングしてたら,開演時間が迫ってた。 13時30分開演だと,なんか時間に余裕がないな。 開演15分前に袖に集合したら、「客席にリード博士が!」との噂。 反響板の隙間から客席を覗くと、不自然な人混みを発見。 その中に、本当にリード夫妻の姿が。 「何で?」という感じだが、「日本にいるなら是非会いたい」とのホルジンガー博士のリクエストで2日に夕食を共にしたらしい。 その時、「聞きに行くよ」という話に。 アメリカにいても、会う機会は少ないんだって。

 本番は危険な部分もあったけど、大満足の演奏だった。 ホルジンガー夫妻も楽しそうで、演奏中も笑顔。 個人的には楽譜をめくれなくて焦ったりもしたが、かなり楽しくて感動的だった。 「大好きな作曲家の作品を本人の指揮で」なんて、なかなか体験できないよ。 時間はあっと言う間に過ぎたけど、演奏中のことをかなり鮮明に覚えているのは「記憶に焼き付けたい」という意識が強かったからか?
 自分の出番の後、東海を客席で聞いた。 更に集中力が増してて、ストレートに感情が伝わってくる演奏だった。 リハをはるかに超える演奏にただ驚くばかり。 「本番慣れしてるな」というのが、正直な感想。
 合同バンドのアンコール(星条旗よ永遠なれ)が終わっても,拍手が鳴り止まなかったのが印象的だった。 「ブラボー!!」も出たし。 それもリード博士から・・・。 FASの理事の永瀬さんは色々と心配されていたようだけど,今回の演奏会は大成功だったと思う。 自分や日本の吹奏楽界に何をもたらすかは,まだわからないけどね。

 本番後は、ホルジンガー夫妻を招いて、レセプションが行われた。 夫妻の今回の演奏会にかける思いや日本の印象を聞けたのは収穫だったと思う。 特に「我々は音楽という共通の言語を通じて,気持ちを共有できた。」という言葉が印象に残った。 世界のどこでも通じる音楽という言語。 それに関われていることは,すごく幸せなことなのかもしれない。
 夫妻には写真撮影やサインにも快く応じてもらって、すごく楽しかった。 俺は春王のスコアにサインをしてもらったんだけど、「買った甲斐があったな」という感じ。 サイン入りのスコア。 これは宝物でしょう。
 今回は全体を通して「ホルジンガー夫妻にまた会いたい!」という気持ちを強く思った。 ミッドウエスト・バンドクリニックで、再開できれば最高だね。


↑ホルジンガー夫妻,一緒に出演した麻布の後輩たちと。


↑サイン入りのスコア。印鑑はFASが記念に夫妻に贈ったもの。


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