I 2002/04/02 THE WASH脱退 I

 THE WASHから脱退することにした。 理由は「音楽性の一致」「限られた時間を吹奏楽に使いたい」の2点。
 まず前者だが,一見しただけでは理解できないと思う。 普通,バンド脱退の場合で理由になるのは「音楽性の不一致」だからだ。 俺が加入した頃のTHE WASHの音楽は,俺がそれまでにやってきたことのない感じの音楽だった。 当時はその音楽にマッチするベースを弾くことが楽しかった。 また,バンドしても当時の不一致は互いに良い影響を与える要因となっていたと思う。
 ところが最近では,バンドの音楽が自分の音楽に近くなってきた。 互いに歩み寄った結果なのだろうが,これは2年という歳月が導いた結果であろう。 これを心地よく感じる人もいるのだろうが,俺には物足りなくなってきた。 要は刺激が足りないのだ。 この刺激こそが音楽面での成長を支えるものだと思う。 刺激があるからこそ人は考えるし,練習をする。 それがなくなったら成長は望めない。
 一方,後者は4月からの生活の変化に起因するものだ。 社会人になったことで,自分の趣味に費やせる時間が減少した。 俺にとっては音楽に費やせる時間が減少したわけで,学生時代のようにいくつもの団体を掛け持ちすることが困難になってきた。 このままだと全てが中途半端になりそうなので,思い切ってバンドを諦めることにした。 これは俺にとって「ベースを辞める」ことを意味する。 家で個人的に弾くことはあるだろうけど,バンドに加入することは今は考えられない。 自分でももったいないと思うがしょうがないことだろう。

 THE WASHの活動は2年間であったが,音楽的にも人間としても成長できたと思う。 特に人間としての成長は大きく,様々な人との出会いの中で多くのことを吸収できた。 これが音楽の醍醐味なんだけどね。

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I 2002/04/25 歯医者 I

 久しぶりに歯医者に行った。 治療中の虫歯があったのだが,気が付けば5年くらい放置してた。 詰め物が取れたりしたのにね。 ようやく真面目に治す気になったので,ゴールデンウィークで休みに入る前に行こうと今日になった。
 駅から見える歯医者に行ったんだけど,まず入ったら受付に誰もいない。 「あれ?」と思っていると奥から「こんばんは」と声が。 どうやらここは先生が一人でやっているらしい。 ここで不安その1。
『この歯医者ははやっていないのでは・・・』
待合室にも誰もいなかったし,この不安は当然であろう。 「受付に人がいない」=「受付が必要なほど患者さんはいない」と考えられた。 しかし,その後2人の患者さんが来て,この不安は解消された。
 さて,この歯医者だが内装はとてもきれいで清潔感にあふれていた。 ここからも危険な歯医者ではないとわかるのだが,今度は別の不安が生じた。
『ここって治療費が高いんじゃ・・・』
なんか清潔感とともに高級感まであふれている気がしてきてしまった。 当然,料金表なんかもないわけで,不安は高まるばかり。 そんなとき,一人の患者さんが来た。 その人は受付(人はいないけど)に診察券を置いたのだが,俺にはそれがSuicaに見えた。 俺は初診だったので,ここの診察券を見たことがない。 「ここの診察券の配色はSuicaと似ているんだろう」と考えた。 診察券とSuicaを間違える人なんていないだろうし。
 しばらくして先生が,その人の診察券を確認しにきた。 すると先生は大きな声で爽やかにこう言った。 「○○さーん!これはSuicaですよ!」 この瞬間に俺は悟った。 「ここの治療費は高くはないはずだ」
 だってSuicaと診察券を間違えるような人が高い治療費を払うはずがない。 それにこの間違えに明るく対処できるような人が高い治療費を取るはずがない。

 治療が終わってみれば,治療費も普通だったし治療も丁寧だった。

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